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耐震診断とインスペクションの違い

住宅を建てるときには建築基準法に基づく必要があります。法律は改正が繰り返されますが、過去の基準に基づいて建てられた建物に関しては今の基準を満たしていなくても法律違反にはなりません。耐震基準などは大きく変わっているため古い建物の中には今の基準を満たさず地震による倒壊の危険が残っているものもあるようです。そこで行ってもらうと良いのが耐震診断で、古い建物の他新しい基準で建てられた建物に関しても行ってもらうと良いでしょう。耐震診断を行うのは建築士の資格を持っている人で、耐震の状況を数値化して報告してもらえます。耐震診断に似ているものとしてインスペクションがありますが、こちらは建築士や施工管理技士などの経験を持つものが目視などの調査を行って劣化状況を報告することになります。耐震診断が地震に対する耐性を知るものであるのに対し、インスペクションは部位ごとの劣化や不具合の状況などを知るのものとなり違いは明確でしょう。報告書も全く別物になります。

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